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handbook:aloneの適用領域

Aloneの適用領域

Aloneはwebアプリケーションを開発するためのフレームワークです。特に、近年のPCと比較するとCPUが遅くメモリが少ない組込機器でも軽快に利用できることを最も重要な目標として開発されています。したがって、メインのターゲットはルータやデジタルテレビ等ネットワークに対応した機器の管理画面ですが、そららに限定されず、PC向けwebアプリケーションを開発するための軽量フレームワークとしても利用可能です。

主な使用例を以下に示します。

  • PC・携帯電話向けのwebアプリケーション開発用
  • ネットワーク機器(ルータ、高性能スイッチ等)
  • ウェブカメラ
  • コピー、FAX 複合機
  • ネットワーク対応家電(ハードディスクレコーダ、多機能TV 等)
  • 計測器(ネットワーク型環境計測器、オシロスコープ等)

依存ライブラリが少なく原則としてファイル群をコピーするだけで動作しますので、シェル操作が解放されておらずftpによるCGIスクリプトの転送のみが可能なサーバでも利用可能です。メモリ使用量も少ないので、専用サーバを用意するほどの予算が確保できない案件でも利用可能です。

handbook/aloneの適用領域.txt · 最終更新: 2011/02/03 15:12 by maeda