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handbook:aloneの特徴

Aloneの特徴

導入および利用環境の構築が容易

Rubyがインストールされている環境であれば、原則としてアプリケーションを構成するファイル群をコピーするだけで利用可能です。大量の依存ライブラリをインストールする必要がなく、またCGIで動作しますので、安価なレンタルサーバでもRubyがインストールされていれば利用できます。

低スペックの機器でも実用的な速度で動作

組込機器などリソースの制約が厳しい環境でも実用的な速度で動作することを目標として開発されています。具体的には、以下の環境を想定しています。

CPU ARM9
メモリ 64MB
OS 組み込み用Linux

64MBのメモリを搭載したARM9ワンチップコンピュータ
ARM9 1チップコンピュータ

簡素な構造で拡張が容易

各機能はモジュール化されており、開発者は必要な機能のみを選択して利用できます。これにより、必要最小限の機能のみを利用するようプログラムを作成して起動時間の短縮やメモリを節約を図ることができます。また、標準の機能で不足する場合はその部分を独自に準備したものに差し替えることもできます。

小さな学習コスト

構造の簡素化により、学習にかかるコストを小さくすることを目標としています。また、ソースコードを見れば、フレームワーク固有のルールを熟知していなくても何が記述されているのか把握できるよう、ルールの設定による過度の記述の省略を行わないよう配慮しています。

handbook/aloneの特徴.txt · 最終更新: 2011/02/03 17:35 by maeda