キッチンタイマーの動作を想像しながら状態を書き出し、遷移するためのイベントを記述します。
数字入力モード時に停止キーを押されたときなど、この時点でも考慮漏れがあることが容易に想像できますが、ここはあえて次のステップに進みます。
先ほど作った状態遷移図をもとに、状態遷移表を作ります。
たとえば、「数字入力ステート時に開始キーが押された場合、タイマーをスタートさせてカウントダウンステートに移行する」と読みます。
黄色いバックグラウンドの箇所が、状態遷移図で設計した時に考慮されていた動作で、それ以外は考慮漏れの動作です。このように状態遷移表を使うことで、実装前にモデルベースで漏れのない動作設計ができます。