アプリケーションがAloneのフレームワークをどのように利用するのかという方式を、アプローチと呼びます。Aloneではダイレクトアプローチとコントローラアプローチの二通りが利用できます。
ダイレクトアプローチでは、伝統的なプログラムと同様に上から順に処理が実行されます。処理の流れが理解しやすいのが特徴です。画面数が少ないアプリケーションで用いるとよいでしょう。
AlControllerによって提供されるコントローラ機能が利用して、MVCアーキテクチャによるアプリケーションを構築できます。
MVC アーキテクチャとは、アプリケーションの設計技法の一つです。MVCの3文字はそれぞれModel(モデル)、View(ビュー)、 Controller(コントローラ)の頭文字に由来します。MVCアーキテクチャでは、アプリケーションの機能のうちデータの操作・加工に関する機能をモデル、画面表示に関する機能をビュー、ユーザーの操作を受け取ってモデルやビューの制御を行う機能をコントローラに分割します。
コントローラアプローチを利用すれば、画面数・画面遷移が多いアプリケーションの開発にも対応できます。