ブラウザから送られてきたデータは、バリデーションが成功して初めて使うことができるようになります。
バリデーションメソッド validate は、定型的に以下のようにして使います。
if @form.validate() # 成功の場合 else # 失敗の場合 end
全てのパラメータを一度にバリデーションするのではなく、選択的に実施したい場合は、その名前を引数で指定します。
@form.validate(:text1) # 特定の1つをバリデーションする
@form.validate([:text1, text2,..]) # 複数の指定したパラメータをバリデーションする。
AlTextとそのサブクラスは、入力値が正しい値かどうかのバリデータを指定できます。
バリデータは正規表現オブジェクトで、正常パターンを指示します。この時、行頭及び行末の指示を忘れないようにしてください。
AlText.new( "text1", :validator=>/\A[0-7]{3}\z/ ) # 8進3桁で入力されることを期待
バリデーションに失敗すると、そのエラー内容(メッセージ)が、@validation_message ハッシュへ登録されます。
(※まだ、多国語対応はされていません)
このハッシュを、htmlとして出力することができます。
@form.get_messages_by_html()
また、エラー表示などのために、任意のメッセージを挿入することができます。
@form.add_message("メッセージ")